| 香道についてよくある質問を西際重譽若宗匠にお答えいただきました。 |
| ―お稽古はどんなことから始めるのですか? 当流では、どのお稽古場でもみなさんで香りを当てる遊び、『組香』をいたします。 他に、お教室によりますが、早速、灰手前のお稽古を始める所もあります。 でも、まずは、お香を聞くことを楽しんでいただければと思います。 ―香りの違いがわからなくても大丈夫でしょうか? お香は、いわゆる日本酒やワイン等の利き酒の当て方とは違い、産地や種類を当てるものではありません。組香では香りと雰囲気を楽しむことを第一としておりますので、あてることに重きをおかなくても大丈夫です。上級者でもあたらないことがありますからね。 ―お稽古での服装はどうしたら良いのでしょうか? 洋服でも着物でも構いません。私も通常、洋服でお稽古しておりますし。 ただ和室のお稽古ではジーンズは足がしびれやすいので、おすすめしません。 あと、洋服の場合は白い靴下を用意すると良いでしょう。 ―お稽古の時に用意するものはありますか? 最初は特に必要ありません。 先程も述べましたが、和室でのお稽古の時は白い靴下が必要です。他には、扇子や懐紙等が必要な場合もございますが、稽古内容によって異なりますので、各教室の先生にお尋ね下さい。 ―お稽古にあたり、他に気をつけることはありますか? 細かい作法や決まり事は沢山ありますが、まずは公序良俗に反することはしないように心がけましょう。あと、特に気をつけることは、香水や香りのきつい化粧品などは身につけて来ないとか、これは和のお稽古の常識ですが、お道具類を傷つけない為に、指輪や時計などの貴金属類ははずしておく事が大事です。 ―体験するにはどうしたらいいでしょうか? お近くのカルチャーセンターや体験教室に行くことをお薦めします。 当流だけではなく様々な流儀がございますので、まずを雰囲気をつかんで下さい。 ただ『道』の習い事でございますので、流儀のかけもちは両方の先生にご迷惑がかかりますので、道義上ご法度です。 |